いろんなマッチングサイト

こんにちは！

以前チーフアドバイザーの福田が書いた「婚活アプリ体験談」というコラムを皆様読まれましたか？

私も数年前、一風変わったマッチングサービスを利用したことがあります。「アプリ」がまだそこまでメジャーではなかった当時、私が利用したのは【占いマッチングサービス】！！

メールで自分の血液型・生年月日を送ると、県内で「相性のいい相手」をマッチングしてくれるというものでした。そのお相手と会うための食事場所を予約してくれる流れ…。

なぜこんな怪しいサービスを利用したんだろうと今でこそ思えますが、当時の私はとても真剣でした！
それに私はメッセージツールが苦手なので、（やり取り無しに会えるなんて話が早い！）と思っていたのです。

お相手の登録名以外を知らない状態で、私はドキドキしながら指定のお店に向かいました。

指定されたお店はなんと「たこ焼きバー」！（今は閉店しているようです）

お相手の詳細は伏せますが、お会いして直後に「連絡先を交換しましょう！」と食い気味に言われたのが印象的でした。私はあくまで「マッチングサイトで会う結果になっただけで、知り合ってちゃんと話してもない人と連絡先を交換は控えたい」と、やんわりと伝えました。そうするとしぶしぶという感じで「分かりました…」と言ってくれたので、あたりさわりないお話を私の方で進めていきました。

そして10分ほど話をしたあと「話をしたので連絡先を交換しましょう！」と言われました。

（いや、わかってないやん！）と心の中で突っ込みながら、先ほどもお伝えした言葉を伝えました。

そして入店当初から気になっていたのが、店員さんがすっごく見てくる…！
マッチングサービス側が指定したお店なので、私たちがどういう経緯でお会いしているかを知っているのです。興味津々といった目で料理を運んでくれます。

その視線の中で連絡先交換についての押し問答を繰り返し、ついに私は「初めて会った異性にそんな態度はどうかと思う！あなたは『同性』の友人にも同じことをしますか？」と言ってしまいました。
個室の空間は妙に変な空気になり、私は（とにかくこれ以上刺激せずに、安全に帰ることだけを考えよう）と考えました。

金銭面で揉めることを避けるために食事代は私が全額払い、帰路に一緒になることを避けるためにお相手がバスに乗車するまでを見送りました。

ようやくひとりになれた時に（なにやってるんだろうなあ）と虚無感がこみあげてきたのでした。会話中に私の方で話を進めたのも、お相手が会話内容を提供してくれないという理由もありましたが、私自身の情報を相手に与えないための自己防衛手段でもありました。

もう今となっては笑い話です。
けれど、危険なことをしていたな、と反省しています。

相手の実名も勤め先も何も知らない状態で会うことがどれだけ危険なのかをちゃんと考えていませんでした。
出逢いがない、と焦っていたばかりに自分の身の安全をふいにしていました。そこを反省する高い勉強代を払ったのだと思います。

皆様がいまお使いのマッチングサイト・アプリ、それを使用するときあなた自身が安全であるかを今一度考えてみてくださいね！